ユーザーがあるページから別のページに移動するとき、SvelteKit はなにか変更があったと判断した場合にのみ load
関数を呼び出します。
この例では、タイムゾーン間の移動によって src/routes/[...timezone]/+page.js
にある load
関数が再実行されます。load
関数の params.timezone
が無効(invalid)になるからです。しかし、src/routes/+layout.js
にある load
関数は再実行されません。なぜなら、SvelteKit から見れば、ナビゲーションでは何も変わらなかったからです。
invalidate(...)
関数を使って、手動で無効化(invalidate)することでこれを修正できます。この関数は、URL を 引数に取り、それに依存している load
関数を再実行させます。src/routes/+layout.js
にある load
関数は fetch('/api/now')
を呼び出しているため、/api/now
に依存しています。
src/routes/[...timezone]/+page.svelte
に、1秒に1回 invalidate('/api/now')
を呼び出す onMount
コールバックを追加します。
src/routes/[...timezone]/+page
<script>
import { onMount } from 'svelte';
import { invalidate } from '$app/navigation';
let { data } = $props();
onMount(() => {
const interval = setInterval(() => {
invalidate('/api/now');
}, 1000);
return () => {
clearInterval(interval);
};
});
</script>
<h1>
{new Intl.DateTimeFormat([], {
timeStyle: 'full',
timeZone: data.timezone
}).format(new Date(data.now))}
</h1>
特定の URL ではなくパターンに基づいて
invalidate
を実行したい場合、invalidate
に関数を渡すこともできます。
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